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国立大学法人

民営化って単に事業の効率化を目指すという話だけではなくて、天下りとは切っても切れない関係にあるようだ。
本日の事業仕分けで見直しとの結論が出た、国立大学法人の運営交付金も、文科省から経営能力のない(教育行政能力すらあるのか疑問だが)人間が天下っているから問題にされた背景があるようだ。てことは、運営交付金の決定が官製談合になっている可能性は高い。

しかし民間の経営者が入ってうまくいったというケースは聞いたことがないなあ。
そもそも収益が出ないから民間企業が参入しないのが高等教育なのであって。
まあこのまま一気にロースクール廃止って方向で行ってくれれば幸い。
予備校で十分。
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theme : 日記
genre : 日記

神の存在など

締め切りを過ぎた原稿に手をつける前の現実逃避な1日

同僚も危機感を覚えている行政刷新会議の事業仕分けだが、若手育成の研究費についてのWGによる評価コメントをつなぎ合わせると、以下のような作文ができる。

「実社会から逃避して、大学に留まる人」の「生活保護のようなシステム」は「本人にとっても不幸」であり、「むしろキャリア計画教育の問題」だから「博士養成に関する見直しが必要」である。

まあ、「効果の明らかな事業に絞り込んでいく」ためには補助終了後の審査をもっと高めないと駄目でしょうな。

前おきはさておき。
北大法学論集60巻3号97頁からの「質疑討論 奥田民法学と信仰」がなまらおもろい。討論のすれ違い具合と、破壊力抜群のF教授のコメントが異世界に連れて行ってくれる。
 目を引いたのが奥田教授の「一人一派でもいいじゃありませんか。…私の恩師はキリスト様です。キリスト教ではありません。『教』は人間が作り上げた教義でしょう。私はキリストっていう人格、霊的人格そのもの、それに直結している。」という言葉であり、これはジェンダーにもつながる理解だ。個人の尊厳や個々人の生き方(とりわけこれまでの人生)に直結する。
 あの奥田教授が指導教授との葛藤に悩んでいたというのはなかなか意外であった。

さてこの質疑応答にも言及があるように、神を「世俗」的に語りがたる典型は経済学者である。
 あの、誰もが恐れるジム・ヘックマンでさえThe Effect of Prayer on God's Attitude Toward Mankind (ただしアブストラクトなのでモデルがよく分からん)を書いており、おそらくそれを標的としてRasmusenがThe Concealment Argument: Why No Conclusive Evidence for God's Existence Will Be Found(神の存在は証明できない)という議論をしている。
 まあ、後者の議論は「温暖化が有害ってそもそも嘘なんじゃね?」的などんでん返しの議論なので、私の師匠ならば酒の席の話程度にしかしないレベルでの議論だろう。が、実証系の人々が、神の存在を所与にしてしまっているのに対して、神がどういう意図・戦略を持っているかを考えるべきという指摘で、なかなか面白い。
ただ神の行動の内生化は難しいので、神の存在をブラックボックスにしてしまった方が説得力の点でらくちんという気はするが、研究して「楽しい」のは内生化する方なんだろうね。     いかにも「世俗」的扱いだ。

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genre : 学問・文化・芸術

板書かレジュメか

家の隣にある酒屋が土曜日なのにシャッターを閉めていた。
変だなと思ったら、債務超過で破産手続を開始したとの貼紙があった。。。
この酒屋で酒を買ったことはなく、たいていは品揃えの多いスーパーで購入してしまう。しかしこういう小さな酒屋は、ペットボトルをすごく安い値段で売っていたり、通常見ないブランドの製品を並べていたりする。

酒屋は酒税法で免許制が取られており、「酒税の保全上酒類の需給の均衡を維持する必要」がある場合には免許を与えないこともありうることが、法律上は明記されている。しかしながら小さな酒屋が債務超過になるのを止める力はないということであろうか。
全ての小売店がスーパーかデパートかコンビニだけになったら世の中くそ面白くないものになる。多様性を期待できないからだ。しかし中小規模の小売店を維持するのは困難である。



話変わって。
今日の授業は大失敗した。時間配分がきついことが分かっているはずなのに、最初の方で余談を入れすぎ。
さらに本論のところで板書を多用してしまったために時間切れで終わらず。

これは私の準備不足(レジュメが用意できなかったこと)によるのだが、黒板書きすると、レジュメがある場合よりもはるかに多くの時間をロスする。
レジュメがあると生徒が安心してしまって寝るおそれもあるが、やはりあった方が速く進められる。理解度はどちらがよいのか分からないが。

それにしても憲法学者の文章は寸止めの分析しかしない上に読みにくい。
1年生に読ませるには酷であった。

theme : 教師のお仕事
genre : 学校・教育

博士論文の要旨の書き方

就職して分かったことだが。
博士論文の要旨というのは実はとても重要。

書く人間にとっては金魚のふんみたいな存在であるが、
実際には論文本体が金魚のふんだったりする。
つまり、論文本体を読むのは審査委員だけ。
そのほかの大多数の教授会メンバーは、要旨と審査報告しか読まない。

分野が異なる人間にとっては、要旨と審査報告でしかその人間を知る機会がないわけで、非専門家に対しても研究内容の独創性と意義がよく分かるように書かなければとてもマイナス評価になる。
まあほとんどの論文は審査報告の文章で救われているのではないかと思うのであるが。

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米国東海岸での留学を終えて帰国しました。

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