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ナイーブな学風

【法学部内の食堂】
 今日は9時から法学部内にある食堂で朝食。遅れて行ったが混んでいた。相変わらずの冷たいサンドイッチと馬鹿でかいスコーンやマフィン、果物。こんなでかいマフィンを朝に一つも食べられるか!朝食中にはブラジルとインドのロースクールは5年間だと聞いた。ただ、それが本当の話となると、インドから来ている留学生は二人とも23歳(でしかも二人とも最高裁でロークラークをしている)なので、どこかで飛び級をしていないとおかしいことにならないだろうか??

【ナイーブな学風】
 その後、学部長のスピーチを聞いたが、この大学に入学したら君達はもうやりとげたのだから、もう競争はやめて協調的にがんばればいい、というところや、この大学が法学部の中ではベストなんだと当たり前のように言いやがるあたり、あまりにナイーブだと感じた。
 思い返せば他の教授陣を見ても、他の大学の連中が我々のことをどう言おうと、我々は別なのだから、自分の好きなことをすればよい、自分の関心のないことはどうでもいい、みたいな雰囲気が感じられて(こういのをスノッブというのだろうか)、あまりにナイーブで嫌になった。

【joint degreeの本当の意味】
 その後、昨日我々にビジネス法の話を聞いてくれた教授のオフィスに行って質問しようとしたが、質問自体を見失った。今年の初めにDCで訪れた大学の教授陣とは異なり、質問に対しても非常に事務的。質問するなら質問以外の余計な前置きや情報は不要だという感じの受け答え。
 私の質問自体は質問になっていなかったのだが、しかしこれをきっかけによく分かったのは、joint degreeの本当の姿。joint degreeというのはJDをやりながら他の分野でPhDを取るというよりも、学部時代に他の分野でバックグラウンドを持つ人が、他の分野でPhD論文を書きながら片手間にJDもやるというのが現実に近いようだ。MBAなんかだと、PhDを取るのに4~5年もかかるが、たいていは大学がファンドを持っていて、大学からほぼ授業料全額+生活費が給料として支払われる。従って、生活の苦労は何もないので、まあ時間もあるし、弁護士資格でも取っとくか、というわけだ。ただし。それって、彼らがもともとのバックグラウンドとする分野、例えば経済学のPhDからすれば、落第コースなのだろうか?(経済学で生計を立てられないからJDに入るということか?)そこらへんはよく分からない。

【昼食前後】
 昼食はあまりに早すぎるので学内のラウンジに行ったりしていた。このラウンジには歴代の法学部出身者の著作が並んでおり、反トラストを含め凄いメンバーが並んでいる。昼食用にライススナック(雷おこしみたいな外観だがとても甘いもの)をとって、パキスタン出身のクラスメイト(人妻でとても美人)と話したり。彼女もアメリカンフードはもう十分なので、料理をすぐに始めると言っていた。

【シラバスとアサインメントの公開】
 この日の昼くらいから、メールで初回授業のアサインメント(課題論文)が流された。ただ我々のような外国人にとって注意しなければならないのは、課題の量だけでなく、発音が聞きやすいかどうかだとのアドバイスも受けた。取ろうかどうか迷っているS教授の授業にとても頭を悩ませている。彼は留学生に対しても厳しい点をつけること、さらにこもった話し方をするので、何を言っているか聞き取れないらしい。。。点数は命取りになりかねない。低い点での合格というのがあって、S教授はこれを留学生につけたとのこと。これをつけられると、その科目の単位数分だけ、優秀な合格点を他の科目で取らなければならないが、そんな見えない賭けに出られるかあ!!

【ピンきりの授業】
 午後には2人の教授から入門授業。一人目は制定法解釈で草分け的存在らしい名物教授。二コールキッドマンを原告にするなど、なかなか楽しめる授業だった。アメリカの法文化に関する興味深い言葉も聞けた。法の目的に関する3つの異なるが重なる目的などは、突っ込みどころであり、1Lの学生がきちんとそこを突いていた(し、教授は完全には答えられていなかった)。うん、学生の方が優秀だ(まあそこは彼の領分ではないのだろうが)。二人目は法史の授業であまりに眠たかったが、途中で留学生は別プログラムで退席することになり、恐怖の眠気から解放された。

【カクテルパーティー】
 はっきり言って、毎晩のようにどこかで食べ歩くなんて怠けた生活はうんざりで、自分の勉強をしたいのだが、オリエンテーションプログラムに組み込まれているから行かないといけない。カクテルパーティーは1Lと初めて顔を合わせる機会なので、我慢して行った。
 カクテルレセプションでは何人かのJDと、transfer student(別のロースクールで1Lを終えてから転校してくる2L)に会った。あまりに人が多くて東京の電車並みの混雑。それに対してウェイターは一人で全ての酒を作っているという、この会場設定のいい加減さは、学内全体のものか、とがっかり。transfer studentは全部で14人くらいとのこと。向こうから声をかけてきた太ってメガネの人(お笑いのガリクソンを温和にしたイメージ)は、雇用法で訴訟をやりたいと言っていた。コーポレートロイヤーになってがんがん金かせぎまっせ、という人はいなかった(残念。
 カクテルレセプションで一番おいしかったのはスティック野菜だったという事実。。。もう飲み会には行かない。もうお酒は飲まない。金と時間の無駄遣い!
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